「人生を変える説教-その一」 牧師 友納靖史(2015/04/26)

投稿日時 2015-04-27 15:54:38 | カテゴリ: 週報巻頭言

使徒言行録2章14〜28節
 聖霊が注がれる体験をした弟子たちはこの日大きく変えられました。それまでは外に出ることを避け、弟子たちだけで室内にこもって過ごしていました。しかし、ペトロと使徒11名全員が共に群衆の面前に立ち、周りから「彼らは酔っぱらっている」と揶揄されても、恐れずに福音を証しする者へとされたのです。ペトロの語る説教を聞いた群衆の中からこの日だけで3千名もの人々がイエスを自らの救い主と信じる者とされました。
ペトロたちにとって、これまで何度も読み聞かされた旧約の様々な個所が、実は主イエスのことを指し示していたことを聖霊に示され、その驚きと感動とを人々に伝えました。旧約の預言(ヨエル書3章)を通して、実はその日の出来事も、預言されていたこと、イエスの生涯全体も各所に証しされていたのです。聖霊が弟子たちに注がれ、異なる言葉を話し、神の偉大な業を証しする姿も、「主の霊を全ての人に注ぐ(2:18)」との預言の成就であり、更に「神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられた」ことは、既にダビデ王を通して詩編に記されていたと説教で分かち合いました。
 幼い時より聖書に触れ、知り尽くしていると自負していた多くのユダヤ人にとって、ペトロの説教は衝撃のメッセージでありました。なぜなら、旧約聖書が預言し、彼らが長く待ち望んでいた救世主・メシアが、実はあの自分たちが十字架につけたイエスであったことを認めずに、これまで歩んだことへの悔いを聖霊によって示されたからです。
 「あなたたちは聖書の中に永遠の命があると考えて、聖書を研究している。ところが、聖書はわたしについて証しをするものだ(ヨハネ5:39)」とあります。正にかつてイエスが語っておられた通り、聖書(旧約)にも「イエスは主である」と預言されていたことを悟り、人生が変えられる日となりました。
 聖霊体験とは実は『御言葉体験』、つまり、聖書の真理に感動し、喜びと平安、希望に満たされることです。
 「主の名を呼び求める者は皆、救われる(使徒2:21)」とヨエル書に記された『主』は 旧約においては(父なる)神「ヤハウェ」でありました。しかし今、イエスの名を呼ぶことで救いが与えられるとの説教は、更に人々の心に深い驚きをもたらしました。誰よりもペトロと他の弟子たちが目の前で起きた出来事を見て感激と「喜びで満たされ(使2:28)」たことでしょう。なぜなら主イエスがかつて語られたこの言葉が真実であったと体験したからです。「…何を言おうかと取り越し苦労をしてはならない。そのときには、教えられることを話せばよい。実は、話すのはあなたがたではなく、聖霊なのだ(マルコ13:10-11)」。




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