「命を与える神の救い」牧師 渡部信(2018/07/22)

投稿日時 2018-07-23 14:09:04 | カテゴリ: 週報巻頭言

エゼキエル書37章1〜14節、コリントの信徒への手紙5章1〜10節
預言者エゼキエルは、イエス・キリストがお生まれになった年より600年前の人。紀元前622年生まれ。当時、イスラエルという国は、現在の国のイラクで起こったバビロニア帝国によって、征服され、ユダユ人は捕虜として外国の地へと連れ去られ、首都エルサレムは荒野となり、国を失ってしまったのでした。エゼキエルもその捕虜の一人として25歳でバビロニアに連れてこられ、30歳の時、神からの啓示を受け、異国の地で預言者となり、このエゼキエル書を記しました。神殿もない外国の地で、イスラエルの苦難の人生から一つの幻が与えられ預言したのです。
主の霊がエゼキエルをある骸骨の骨で埋め尽くされた谷間へと連れ出しました。そこで彼は不思議な幻を見たのです。その谷間とはだれも住んでいない戦場の谷間、荒廃した首都エルサレムだという解釈もありますが、非常に多くの骨が周囲にあり、それはみな、はなはだしく枯れていました。主の霊が言いました。「これらの骨は生き返ることができるのか」「主よ、あなたがご存知です」それではこの枯れた骨に向かって預言を語れ。「枯れた骨よ、主の言葉を聞け。」「見よ。わたしはお前たちの中に霊を吹き込む。するとお前たちは生き返る。わたしは、お前たちの上に筋をおき、肉をつけ皮膚で覆い、霊を吹き込む。するとお前たちは生き返る。そしてお前たちはわたしが主であることを知るようになる。」そうしますとゾンビ映画を
見るように、カタカタと音がして骨と骨が勝手に組み合わされ、次に筋ができ、最後に肉までついて、何千人という人間の体が合体しながら出来上がました。
 しかし、そこには命がありませんでした。そこで「霊よ、四方から吹き来たれ。霊よ、これらの殺された者の上に吹きつけよ。霊よ、これらの殺された者の上に吹きつけよ。そうすれば彼らは生き返る」と言われるまま預言をすると、彼らは生き返り、自分の足で立ち、非常に大きな集団(軍隊)となったのです。
 これは死人が蘇り、生きることを記したものではありません。生きていても魂が死んで、重荷を負い疲れた人々、生きる目的を失いただ死を待っている人々、誰からも相手にされず愛すること愛されることを知らずに自虐的生活をしている人々、これらの死に等しい人々に、神の命を与え、キリストの復活の力を与え、神の御栄光のために生きる素晴らしい人生が起こりうることを、神の素晴らしい救いが与えられる時が到来することを預言したものなのです。

「この幕屋に住むわたしたちは重荷を負ってうめいていますが、それは地上の住みかを脱ぎ捨てたいからではありません。死ぬはずのものが命に呑み込まれてしまうために、天から与えられる住みかを上に着たいからです。」




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