
10 月7日( 土) 13 時 第56回がん哲学外来 スペシャルコンサート
- 日時と場所(予約不要)
日時:2023年10月7日(土) 13時
場所:常盤台バプテスト教会礼拝堂、YouTubeオンラインで同時配信いたします
どなたでもおでかけください。
プログラム
よく知っている日本の歌の演奏にあわせて一緒に歌ったり、私達を明るく元気にしてくれる音楽の楽しいトークを交えて、ヨーロッパの香りのする音楽をビオラとピアノの演奏で私たちを楽しませて下さいます。音楽の花束を治療に添えて頂ければ幸いです。是非、このがんカフェのスペシャルコンサートをお楽しみ下さい。
コンサート出演者紹介
マリオ・カルヴァン( ビオラ奏者)
元ウィーン・フィルハーモニー交響楽団 ヴィオラ奏者。
1956年3月27日。ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学卒業。ヴィオラ専攻。1977年より1981年までウィーン交響楽団に所属。1981年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団の団員として、また同時に1984年よりウィーン・フィルハーモニー交響楽団の団員として2022年年8月まで活動。2007年 オーストリア大統領より「professor」の称号授与。2019年 オーストリア共和国「銀十字栄誉賞」受賞。ウィーン・フィル団員として来日には30回以上を数える。震災復興支援事業として2014年9月の福島県・宮城県を訪問。同じく2017年4月には震災1年後の熊本を訪問し、被災地コンサートを行うほか「第1回熊本地震復興祈念コンサート」に参加した。深くて暖かみのある音色、多彩な表現力には定評がある。またユーモアあふれる人柄で人望を集めている。また、音楽活動の傍らウィーン大学で法学を学び「法学士」の学位を取得、したほか、2004年には「飛行機操縦免許(職業パイロット免許)」を取得するなど多方面で活躍している。ウィーン・フィル退団後はソリストとしての活動を始め、退団直後の2022年11月に熊本、東京、秩父でコンサートを行った。その美しい音色、深い音楽性は圧倒的な力をもって聴衆の心に届いた。「あの感動をもう一度!」との強い要望に応えて、今年も来日コンサートが実現する。
白川妙子(ピアノ&トーク)
内科医師 医療法人彩清会清水病院(埼玉県秩父郡皆野町)院長。長崎市出身、熊本大学医学部卒業。卒後熊本大学第一内科入局。
1993-94年ドイツThoraxklinik-Heidelberg客員医師。2004年聖マリアンナ医科大学呼吸器・感染症内科講師。2011年9月川崎市の療養型病院へ移動。この病院での院内コンサートを通じて音楽が患者さんたちに笑顔と力、安らぎや慰めをもたらすのを目の当たりにして、患者さんに音楽を届けることをを自らの使命として、様々な取り組みを始めた。2016年6月 熊本地震の2か月後に熊本に帰り、熊本市内の病院に赴任。震災で心身ともに傷ついた患者さんのことや彼らに音楽を届けた経験を伝えるため長崎バプテスト教会を皮切りに全国各地、アメリカ、ドイツで「トークコンサート」を展開。2020年4月、縁もゆかりもなかった秩父の療養型病院・清水病院に院長として赴任、現在に至る。2022年11月、元ウィーン・フィルのヴィオラ奏者マリオ・カルヴァン氏とコラボ活動を開始。彼の伴奏ピアニストとして熊本でのデビューを果たした。
著書:「子どもと暮らしたハイデルベルク」2001年日本図書刊行会 「ベッドサイドに音楽を、患者さんに笑顔を」2016年C&R研究所、”Music for Bedside, Smile for Patients” 2019年C&R研究所。「音楽の花束を治療に添えてー震災後の熊本にて」2019年C&R研究所。「気管支鏡による超音波検査法(共著)」1999年金芳堂)”Clinical Chest Ultrasound (co-author)” 2009, Karger, ほか。
ご参加の皆様へ
ガン哲学外来「メディカル・カフェin 常盤台」は会場とオンラインで隔月で開催しております。
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