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3.8主歴2020家庭主日礼拝ビデオ『過越の時②』

この動画中に使用しております地図は、新日本聖書刊行会監修の 聖書地図から
掲載させていただいております。

主なる神がイスラエルをエジプトの苦役から救い出し、約束の地へと導かれる長い旅が始まりました。神は近道(ペリシテ街道)へとは民を導かれず、あえて課題や戦いと立ち向かうように「葦の海に通じる荒れ野の道へ迂回させられ(13:17-18)」ます。ですが主ご自身が「彼らに先立って進み、昼は雲の柱をもって導き、夜は火の柱をもって彼らを照らされたので、彼らは昼も夜も行進することが出来た…(13:21-22)」と、驚くべき方法で民を導かれました。この書で最も驚くべき神の奇跡は、葦の海が二つに分かれ、追い迫るエジプトの大軍から救い出されたことだと思われがちです。しかし本当に注目すべき神の導きがここに証しされるのです。
主なる神は、いかなる時代においても、神ご自身が先立って導かれるお方です。その一方、神の愛と計画を理解できず、動揺する人間の姿は又それも同じかもしれません。「非難」「後悔」「心変わり」、恐れと不安から「叫び声を上げ」不平不満をぶつける人々。それでも主はモーセを通して変わらず民に語り続け、人々の心を整えようとされます。「恐れてはならない。落ち着いて、今日、あなたたちのために行われる主の救いを見なさい(14:13)」。新共同訳で「落ち着いて」と訳されたヘブライ語の原意は<(一緒に・固く)立つ>です。この言葉はこの書で他にも登場します。ファラオにより奴隷のユダヤ人男児は誕生し次第殺害せとの命令に背いた幼子モーセの母。彼女は防水したパピルスの籠に彼を入れて逃がし、モーセの姉がナイル河畔の葦の茂みに隠し「遠くに(一緒に・固く)立って(2:4)」助かる道が開かれる希望を抱き勇気を持って見守りました。又、頑ななエジプト王に第七(雹)の災いを通して、主こそ神であることを悟らせ
ようとモーセを遣わした時、神は「ファラオの前に< (一緒に・固く)立って>、彼に言え」と命じられます。これらに共通しているのは、困難な状況にあっても主なる神が必ず良き道を開き、主ご自身が一緒に立って導かれると信じるからこそ、固く立ち続け、平安と落ち着きが回復する姿です。
更にモーセは、神の民に死をもたらそうと迫るエジプト軍を目前にこう語ります。「主があなたたちのために戦われる。あなたたちは静かにしていなさい」。すると『雲の柱』がイスラエルの民を背後で守り、葦の海が二つに分かれ、左右が水である壁の只中を通るという恐れと不安を乗り越えて、民は進むことが出来ました。ここに「主が行われた大いなる御業を見て、(神の)民は主を畏れ、主とその僕モーセを信じた(14:31)」のです。
大正・昭和の激動する日本社会において影響を与え、晩年この常盤台教会で説教されたことのある賀川豊彦という伝道者がいました。彼は幼児教育こそ様々な社会変革の基だと信じその団体を「雲柱社」と命名します。出エジプト記に記された同じ神が先立って導き、苦難の中にある人々を希望へと導くことを信じたからです。私たちは雲の柱や火の柱以上に、2000年前主イエスが十字架という柱により、人間の死への恐怖を打ち砕き、全ての者を救う道を開かれ、永遠の命を授けて神の国へと導かれるお方を、見上げる者とされました。この十字架こそが歴史上最大の神の奇跡であるとの信仰に固く立つ恵みに私たちは預かっています。
今、左右も後も不安で一杯です。ですが、イスラエルの民のように「落ち着き・静まって」この困難な時を過ぎ越(Pass Over)し、前進させて頂ける神の恵みに感謝を捧げましょう。

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(c)日本聖書協会
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