礼拝
カーソン・フーシー宣教師
9.27主歴2020 ルカによる福音書9章57~62節 「私に従いなさい」カーソン・フーシー宣教師
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- 礼拝プログラム
- 前奏 奏楽者
招詞 司式者
祈祷 司式者
賛美 56番 朝風しずかに吹きて 1、2節
聖書 ルカによる福音書9章57~62 Luke9:57-62
特別賛美演奏 "うるわしの白百合" 奏楽者
宣教 「わたしに従いなさい」 宣教師 カーソン・フーシー
祈祷
賛美 140番 空の鳥を見よと 1、2節
献金感謝 司式者
祝祷
後奏 - 宣教メッセージ
- 常盤台教会の皆様、お久しぶりです。妻のローラと娘のエイダも皆様に会いたい気持ちでいっぱいですが、今は神さまの時を待ちたいと思います。その時まで、常盤台教会を覚えて祈り続けていきます。
このグローバルパンデミックによって普段の心地よい生活から、先の見えない時代に入りました。私はこの数ヶ月、パンデミックの中でどのようにイエスさまに従うべきかを考えさせられました。今日のルカによる福音書の箇所が心に響きました。この箇所でイエスさまが三人それぞれに異なる話を通して、イエスさまが答えを下さいました。
最初話の話を通して、イエスさまのように生きることはイエスさまに従うことだと教えてくださいます。イエスさまは地上で枕する所もないホームレスの生活を送ったり、律法学者の仲間から妬まれ、嫌われ、十字架に苦しみを受けました。しかしながら、主イエスは他人の報復を怖れず、正しい、純粋な生活を送りました。私たちもイエスさまのように正しく慎ましく生きなければならないと思います。このパンデミックで私たちはクリスチャンとしてできれば、自分の居心地の良いところから出ていって励ましたいと思います。そして、イエスさまの生き方に倣って、隣人との会話を通して、その人の苦しみや問題に寄り添いたいと思います。また、特にこの大変なパンデミックの時、神さまの助けが 必要ですから、イエスさまのように神さまとの時間を大切にしたいと思います。
2番目の話から、私たちが、イエスさまに従うという決断をした時にはどんなことがあっても、神の国を広めるためにイエスさまに従うことを教えて下さいます。このパンデミックによって多くの人々は希望を失いました。だからこそ、聖霊の導きによって私たちの言葉と行動で神の国を広めることとして人々に希望を与えることできるのです。このパンデミックの影響を受けて、さらに困窮している人達がいます。しかし、この闇の中で、様々なところで神の国の働きが現れています。例えば、また、寂しいお年寄りを励ますように、ある町の人は外出できない老人ホームの方と手紙を交換します。また、コロナの影響でたくさんの教会がこれまでのような礼拝を持つことができません。しかし、画面を利用して礼拝に出席し、神のみ言葉を聞く機会が与えられています。これもある意味で神の国の働きと言えるでしょう。
最後の話を通して、私たちはイエスさまに心を尽くして完全に信頼することによって、イエスさまに従うことを教えて下さいます。豊かな収穫を期待して 農夫が畑を真っ直ぐ耕すように 私たちの信仰生活においても 良き信仰の成長が与えられることを期待して真っ直ぐイエスさまに向かって歩みます。このパンデミックのような困難な時が続く中で、一人のクリスチャンの存在や一つの教会の存在が周囲に大きな影響を与えることになるでしょう。皆さん、希望を持っていれば、どんなに小さな信仰でも、大きな影響を生み出します。イエスさまの言い方で「からし種一粒ほどの信仰があれば、できないことは何もない」とあります。
神の国への道を歩んでいくことは決して簡単なことではありません。しかし、私たちがイエスさまに心尽くして、完全な信頼を持つことにより、快適な生活から出て、イエスさまを証しし、神の国を広める働きに用いられることができるのです。イエスさまは私たち一人一人に「わたしに従いなさい」と招いておられます。真っ直ぐにイエスさまに従っていきましょう。