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礼拝
野口日宇満

常盤台バプテスト教会 2025.7.20 主日礼拝 「世界宣教の使命に生きる教会の祝福」日本バプテスト連盟派遣 インドネシア宣教師 野口日宇満宣教師 【使徒言行録 11章19~26節、13章1~3節】(新共同訳 新約P.235~238)


礼拝出席カード



音声メッセージ

礼拝終了後掲載いたします。通信料が心配な方はこちらからご視聴ください。
礼拝プログラム
前奏                  
招詞    イザヤ書 49章5~6節 司式者
祈祷                        司式者
賛美    リビングプレイズ118番「威光・尊厳・栄誉」
主の祈り
献金感謝
聖書    使徒言行録 11章19~26節、13章1~3節
特別賛美  「その日全世界が」友納聖子
宣教    「世界宣教の使命に生きる教会の祝福」  野口日宇満宣教師
祈祷
賛美    新生338番「よきおとずれを語り伝え」
頌栄    新生674番「父 み子 聖霊の」
祝祷
後奏
宣教概要
 復活の主イエスは、「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16章15節)と弟子たちに命じられた。主の切なる願いは、すべての民に福音が宣べ伝えられることであり、大宣教命令は、すべての教会、クリスチャンに与えられたものである。それゆえに、教会は世界宣教の使命に生きることによって、主のみ思いと一つにされる恵みにあずかる。
 アンティオキアの教会は、バルナバとサウロを世界宣教に送り出した、新約聖書に記されている最初の世界宣教の教会であり、そのことによって主のみ手と共に歩む教会であった。教会が主と同じ思いになることによって、信じて救われる魂が多く起こされるのである。
 また世界宣教の使命に生きる教会とは、世界宣教のために熱心に祈る教会である。主は、断食するほどに真剣に主のみ心を求めて礼拝していたアンティオキアの教会にご自身の大切な世界宣教の働きを託された。主のみ手と共にあったアンティオキアの教会は、バルナバとサウロに手を置いて、熱い祈りをもって宣教に送り出した。宣教師は教会の祈りによって送り出され、教会の祈りによってのみ前に進むことができる。
 世界宣教は主のみ心であるゆえに、それを妨害しようとする様々な悪しき力が働くが、その時にこそ教会は祈りの手を高く上げなければならない。現在、私の妻である野口佳奈宣教師は病のために帰国し、福岡で治療休養中である。このように世界宣教を進めるときに、ビザの問題、健康の問題、子どもの教育の問題など様々な祈りの課題に直面する。それらの課題を通して、私たちは、宣教は主のみ力によってでなければ行うことができないことを知る。宣教の働きは、教会の祈りによって前進し、また教会は宣教のために祈ることによって主のみ心を生きる教会となる。教会が宣教のために熱心に祈ることによって宣教の最前線に立っていることを忘れてはいけない。
 また世界宣教の使命に生きる教会とは、主から与えられた十字架を喜んで担う教会となることである。アンティオキアの教会は、ステファノの迫害によって散らされた人たちを中心とする教会であった。すなわち、殉教の命によって生み出された教会であった。ステファノは、自分を迫害する者たちを心から赦して祈りつつ天に召された。世界宣教の原動力は、イエス・キリストの十字架において現わされた、何とかして一人でも多くの魂を救いたいという父なる神様の燃える愛、救霊の情熱に他ならない。そのような十字架の愛が彼らの中に燃えていたからこそ、その愛がバルナバとサウロを通して世界に溢れ流れていった。アンティオキアの教会は、バルナバとサウロを世界宣教に遣わすことによって、「自分を捨て、自分の十字架を負ってわたしに従って来なさい」と言われた主の招きに応えた。自分の栄光を求めるのではなく、十字架の道を生きることこそが教会の祝福であり、世界宣教こそが教会に託された十字架の道、祝福の道である。