礼拝
渡部 信
常盤台バプテスト教会 2023.10.22 主日礼拝 「人類の救い主、イエス・キリスト」渡部 信牧師【使徒言行録 4章1~14節】(新共同訳 新約P.219)
- 音声メッセージ
礼拝終了後掲載いたします。通信料が心配な方はこちらからご視聴ください。- 礼拝プログラム
- 前奏
招詞 交読文38番「宣教命令」 司式者
祈祷 司式者
賛美 新生2番「来れ全能の主」1.2節
献金感謝
聖書 使徒言行録 4章1~14節
特別賛美 ”主の祈り” 聖歌隊女声
宣教 「人類の救い主、イエス・キリスト」渡部 信牧師
祈祷
賛美 新生579番「立てよ つわもの」1.2.4節
頌栄 新生668番「みさかえあれ(A)」
祝祷
後奏 - 宣教概要
- 聖書には、イエス・キリストは、十字架で亡くなられ、三日目に甦り、復活したイエスはご自身を弟子たちに40日間にわたり顕現し、弟子たちに福音を宣べ伝えよ、と告げ天に昇られたと記されています。その10日後に聖霊が弟子たちに注がれ、伝道した結果、最初のキリスト教会が2000年前に誕生しました。
その時の様子が使徒言行録2章に書かれています。彼らは家から外に出て、十字架にかけられた主イエス・キリストこそ、死人の中から甦り、神が送られた救い主、メシアです、と大胆に人々に宣べ伝えました。「イスラエルの全家ははっきりしらなくてはなりません。あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によってバプテスマを受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として無限の聖霊を受けます」。この説教を聞いて、エルサレムの町の3千人が、その日に自らの罪を悔い改めクリスチャンとなりました。その後、しばらくたってからの出来事が使徒言行録の4章に記されていますので、今日はその個所を更に学んで行きたいと思います。
ある日の午後、ペトロとヨハネが祈りのために神殿に上ったところ、その入り口の門に、「美しい門」と呼ばれた門に生まれながら足の不自由な人が座って施しを請うていた。弟子のペトロとヨハネは、彼をじっと見ますと、その男の人も何かを貰えると思い彼ら二人を見つめた。その時、ペトロはこの男にこう言いました。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい」。そして彼の手を持って立ち上がらせると、今まで生まれてから一度も歩いたことのない男が、躍り上がって歩き出し、神を賛美しながらペトロとヨハネと一緒に連れだって境内に入って行った。その様子を見ていた多くの民衆は大変驚いてしまった。そこでペトロは再び説教を始めました。なぜ皆さんそのように驚くのですか、これは私たちの力や信心によってこの人を歩かせたのではありません。あの十字架につけられ殺されたイエス・キリストこそ、神は死人から復活させてくださったのです。私たちはその証人であり、この方の名によってあの男の人は癒されたのです。皆さん、今日の今、自分たちの罪を悔い改めて立ち帰りなさい。こう呼ばわりますと、この日更に男の数で五千人の人々、女性を入れれば多分1万人近くの人々がイエス・キリストを救い主として信じて加わりました。
しかし、この出来事によって一つの問題が起こりました。神殿で働いている祭司たちや、宮仕えをしている人たちが、説教をしているペトロとヨハネの様子を見て苛立ち、なぜ勝手に境内の中で説教を始めたのか、二人を捉え牢獄に閉じ込めたのです。そして翌日には、エルサレムを挙げて議員、長老、律法学者の他、大祭司の親族らを大招集し、ペトロとヨハネに対して、あなたがたは何の権威で誰の名前であのようなことをしたのか、と問い正したのです。
一体、十字架につけられたイエス・キリストを巡って両者の何が対立となったのでしょう?・・ペトロは詩篇118篇22節を引用して、言いました。このイエスこそ「家を建てる者に捨てられたが、隅の親石となった」方なのです・・このイエス・キリスト以外に私たちを救う名は誰にも与えられていません。・・・・