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礼拝
渡部信

常盤台バプテスト教会 2021.11.14 主日礼拝 「救いのしるし」渡部信 牧師【マタイによる福音書12章38~42節】(新共同訳 新約 P.23)


礼拝出席カード



音声メッセージ

礼拝終了後掲載いたします。通信料が心配な方はこちらからご視聴ください。
礼拝プログラム
前奏                     
招詞  ルカによる福音書4篇14~22節     司式者
祈祷                       司式者
賛美  521番 キリストには替えられません 1、2節 
聖書  マタイによる福音書12章38~42節
特別賛美演奏  "罪ゆるされしこの身をば"            
宣教  「救いのしるし」 渡部信牧師
祈祷
賛美  389番 昔イエスの播きたまいし 1、3節 
献金感謝                    司式者
祝祷
後奏
宣教概要
最近の日本の社会は、この新型コロナウイルスの感染拡大だけでも社会と経済を変えてしまうほどインパクトがありました。その他に地球温暖化による気候の不順がこれからの大きな課題です。解決をしないと、日本は亜熱帯地域の気候に変わってしまう。更に日本では、地球の地殻変動で大地震が予測されています。これは避けることができません。またコロナ終息後には、世界中が大量にお金をつぎ込んだので、インフレーションが起こりつつあります。こう考えると2020年代は、人類の歴史の一つの変わり目かもしれません。この長い人類の歴史には過去にもその時代ごとに過去に経験しない変化が襲ってくるものです。私たちはそのような変化に備えて行く必要があります。でも天地万物を創造し、私たちを愛してくださる神様は、人類の一人一人を愛し、神の御子イエス・キリストの内にあらゆる知恵と能力と恵みを明らかにし、私たちをあらゆる困難と滅びの力から救い、神の栄光を顕されようと計画されました。それが神の国への救いです。私たちの信仰は、神が創造された被造物が神の栄光のため贖わすためうめいきながら、私たちの内に聖い霊を与え、全てが万事益となるように救いの道を用意されました。神の永遠の命を信じる私たちに、決して時代に左右されない永遠の神の国が用意されているのです。ヘブライ人の手紙12章26節からには「わたしはもう一度、地だけではなく天をも揺り動かそう。このもう一度は揺り動かされないものが存続するために、揺り動かされるものが、造られたものとして取り除かれることを示しています。このように、わたしたちは揺り動かされることのない御国を受けているのですから、感謝しましょう。感謝しつつ、畏れ敬いながら、神に喜ばれるように仕えていきましょう。」と書かれています。つまり時代とは常に朽ちて過ぎ去って行くもの、そして新しい時代を目指していくものです。その中で、永遠に滅びず、動かいないものが神の国であると聖書は語っているのです。そこで今日は、聖書の中から「救いのしるし」という宣教題で、聖書でいう「救いのしるし」とは何かについてみ言葉に耳を傾けてみましょう。

なぜ、イエスの時代のユダヤ人は、主イエス・キリストの福音を受け入れることができなかったのでしょう。それは開口一番、「神の国は近づいた。罪を悔い改めて、福音を信じなさい」と語られた時、その教えや、数々の奇跡を見て、この人はもしかして、自分たちの国を復興するメシヤかもしれないと始めは思いましたが、人々がイエスに期待したのは、まず千年前のダビテ王の再来です。ダビテ王とは長期にわたって、イスラエル国を、確固たる国として築き上げた英雄です。そこで人々は、イエス・キリストのことを、ダビテの子、万歳と叫ぶ人が現れました。

このようなイエスの評判を聞きつけて、何人かの律法学者とファリサイ派たちが、イエスの所へ来て言いました。「何かしるしを見せてくださいませんか」。このイエスがどんな能力と権威を持っているのか、試しに来たわけです。当時は、優れたリーダーが登場しますと、そのもとに賛同者が集まり団結して、国の立て直しを計画していました。そのためには、その人の能力を証明する必要があります。ところが、イエス・キリスは「よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられないであろう」と回答された。ヨナのしるし以外にはないとは一体何を意味したのでしょう。