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礼拝
平良憲誠

常盤台バプテスト教会 2023.9.24 主日礼拝 「『向こう岸へ渡ろう』とする宣教への主の推し」平良憲誠牧師(福井キリスト教会牧師)【マルコによる福音書4章35~41節】(新共同訳 新約P.68-69)


礼拝出席カード



音声メッセージ

礼拝終了後掲載いたします。通信料が心配な方はこちらからご視聴ください。
礼拝プログラム
前奏                  
招詞    詩編27篇4節           司式者
祈祷                      司式者
賛美    新生548「力強き主よ 導きたまえ」1,3節
献金感謝            
聖書    マルコによる福音書4章35~41節
特別賛美  「行け、地の果てまで」      聖歌隊
宣教    「『向こう岸へ渡ろう』とする宣教への主の推し」  平良憲誠牧師
祈祷
賛美    新生391番「向こう岸へ渡ろう」
頌栄    新生33番「輝け主の栄光」
祝祷
後奏
宣教概要
福井教会は、どうして消滅の危機に立ち至ったのか。2017年のことです。このことを考えることは、今ある日本の地方の教会が抱えている課題を考えることにもなるのではないかと思うのです。そして、それは、いわゆる持続可能なこれからの教会の在り方を考えることにもつながるでしょう。持続可能な教会というのは、聖書が教えている礼拝・伝道・教育・交わり・奉仕などをどれも調和とつながりをもたせてやっていくことで、それは可能になると考えておりました。しかし、今は、同時に、否その前にと言った方がいいかもしれませんが、地域と本気でつながっていくことを志向しなければ、持続可能な教会というのは難しいと思っています。福井教会は、1958年に宣教を開始し、1968年に金沢教会の伝道所から自立し、教会組織をしました。教会組織をしてから55年の月日が流れ、今は、1963年に建てられた会堂を2020年9月に老朽化と白アリ被害のために撤去したため、牧師館で礼拝を守っています。牧師館で丸3年礼拝を守り続けたことは、私たちがこれから進もうとしている宣教の基本姿勢に大きな影響を与えています。日本海側にあるバプテストの教会は、一県に一つしかありません。仏教の勢力が強く、宣教は困難です。私が知る限り、福井教会の支援要請は、毎年のように、連盟定期総会でなされておりました。幾多の支援を受けたにもかかわらず、消滅しそうになりました。一旦は、解散の決断をしたものの、最後まで、ギブアップしない一人の信徒がおりました。彼は、一人になっても毎週礼拝を守り続けました。それを神様はその一人のために、再度ここを建て直されることを御心としてくださいました。一人で礼拝を守り続けた信仰姿勢は、今度こそといった強い決意を形成しました。その思いが、本気で地域に扉を大きく開こうとしています。本気で、地域とつながることを考えさせています。そして、そのうち、福井教会がこの地域のなかにあって、公民館以上のコミュニティーのセンターになることを模索しています。これまで福井教会は、小学校に隣接し、65年間も存在していたにもかかわらず、近所住民の中には、ここに教会があるなんて知らなったと言われる方がいたのには、驚かされました。この松本の地区からバプテスマを受けた方も一人もいないと言って、一人残られた兄弟は嘆かれます。これからは、地域の目にすら止まらない教会ではなく、否応なしにでも、この福井教会が目に留まる、それどころか、くつろげる、楽しめる、安らげる、助けを求めることもできる、そんな必要とされる存在として、地域の皆さんの日々の生活に入り込むことできればと思っているのです。現在、2021年6月から月に一度「だれでも食堂夕焼けこやけ」といういろいろな方面の生活困窮者をはじめ、そうでなくても、ここにきて共に生きようとする人々の集まりの場所、心地のよい居場所になればと考え、活動を始めています。この活動は、地域に必要があったようで、現在120食の配布をするまでになりました。この活動は、行政はじめ各団体、企業からの支援物資や支援金によって、運営がなされています。「向こう岸へ渡ろう」とする一つの試みですが、新会堂の完成によりさらに活動の広がりを目指します。それをイエス様が求めておられる、イエス様がそうなさった、そのイエス様からの励まし(推し)をいただきながら。