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礼拝
渡部 信

常盤台バプテスト教会 2024.10.13 敬老感謝礼拝 「神に祈る生活」渡部 信牧師【マタイによる福音書 6章8~15節】(新共同訳 新約P.9~10)


礼拝出席カード



音声メッセージ

礼拝終了後掲載いたします。通信料が心配な方はこちらからご視聴ください。
礼拝プログラム
前奏                  
招詞    サムエル記上 3章2-9節   司式者
祈祷                        司式者
賛美    新生426番「語りませ主よ」
献金感謝            
聖書    マタイによる福音書 6章8~15節
特別賛美  第一礼拝「主の祈り」
      第二礼拝「いつくしみふかき」
宣教    「神に祈る生活」 渡部 信牧師
祈祷
賛美    新生430番「しずけき祈りの」
頌栄    新生670番「主のみ名をほめまつれ」
祝祷
後奏
宣教概要
今日は、「祈りの生活」と題して聖書の御言葉を学びましょう。私たちは、常に将来に向かって、何かを願い、祈ります。別にクリスチャンのみならず、全ての宗教でも、そして宗教とは関係がなくても日常生活の中で、何々を祈念するとか、ご多幸を祈っていますとか、このような祈りの言葉を口にします。つまり人間というものは、こうあって欲しいとか、そうなるようにとか、将来への希望として思いをはせるのです。
 しかしながら、今日の聖書のテキストでは、天にいます神さまに祈る時に、主イエス・キリストは私たちにこのように祈りなさいと弟子たちに教えられました。それが「主の祈り」です。
ここでイエス・キリストが教える祈りの幾つかの特徴を挙げてみましょう。今日の聖書の箇所の前の部分には、こう記されています。まず第1に、人に見せる、聞かせるために祈るようなことをするな。誰にも気づかれないように部屋に入り、隠れたことを見ておられる父なる神に祈りなさい。そうすれば、父なる神は報いてくださるであろう。第2にはくどくどと祈るな。言葉数が多ければ聞き入られると思っているが決してそうではない。あなた方の父はあなた方が願う前から、あなた方の必要をみなご存じなのだから。
 聖書に書かれている祈りとは、ただ私たちの願望とか、望みを祈る祈りとはまったく違い、まず神さまの御国を求め、神さまへの賛美から始まります。そして、神の御国がこの地上で成就するように、つまり今日一日が神の国と神の義を求めるところから始まります。すなわち「天におられるわたしたちの父よ、御名があがめられますように。御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも。」
私たちは、常に自分の願いや、自分の幸福、自分の繁栄のために祈りがちです。それが私という単数だけではなく、私たちという言葉でも祈ることがあります。決してそれらは悪いことではありませんが、主イエス・キリストが先ほど言われましたように、「あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものはすべてご存じなのだ」とおっしゃっていて、だからこのように祈りなさいとここで語って下さるのです。そのためには自分はこうして欲しい、あれもこれもという思いを捨てて、最初に神の義と神の国を求めてお祈りをすることが大事です。何故なら、神さまはそれらは後から付いて来るのだと語っているからです。そして次に「わたしたちに必要な糧を今日、与えて下さい」と祈るように、主イエス・キリストはここで教えてくださいました。一羽のすずめさえ守られる神さまはどれほど私たちを守られるのでしょうか。そして3番目に「わたしたちの負い目を赦してください。わたしたちも自分に負い目のある人赦しましたように」。ここに大きな恵みが隠されています。最後の4番目は「わたしたちを誘惑に遭わせず、悪い者から救ってください」です。サタンの誘惑は私たちがもっとも祝福と繁栄に満ちた時に、忍び込んで来ますので、それに気付かないとしたら、後に大きな後悔となるでしょう。・・・・・