礼拝
渡部信
常盤台バプテスト教会 2025.2.16 主日礼拝 「知らずに犯している罪のために」渡部信牧師【ヨハネによる福音書 13章1~11節】(新共同訳 新約P.194)
- 音声メッセージ
礼拝終了後、掲載いたします。通信料が心配な方は、こちらをお聞きください。
- 礼拝プログラム
- 前奏
招詞 マタイによる福音書 26章69~75節 司式者
祈祷 司式者
賛美 新生2番「来れ全能の主」1.2.4節
献金感謝
聖書 ヨハネによる福音書 13章1~11節
特別賛美 「イエスきみはうるわし」聖歌隊
宣教 「知らずに犯している罪のために」 渡部信牧師
祈祷
賛美 新生480番「この世の重荷から」1.2.4節
頌栄 新生671番「ものみなたたえよ(A)」
祝祷
後奏 - 宣教概要
- 今日は、「知らずに犯している罪のために」と題してヨハネによる福音書13章1節~11節のみ言葉について学びをしましょう。
私たちは、他人の欠点は良く見える。けれども、なかなか自分の欠点には気づきません。でも「私は自分の欠点もよく知っています」と言える人もいます。それでも神様の前では少し正しくないような気がします。何故なら、私たちは知らずに犯している罪がたくさんあって、全く気がつかないからです。他人の足を踏んでも痛くありませんが、踏まれた人は痛いでしょう。皆さんは人生の中で様々な場面でそれらを経験されて来たでしょう。踏まれたり、踏んだり、それで人生が変わってしまった人もいるかもしれません。イエス様は山上の垂訓で「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。 あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる。 あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。兄弟に向かって、『あなたの目からおが屑を取らせてください』と、どうして言えようか。自分の目に丸太があるではないか。偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおが屑を取り除くことができる。」と言われました。目の中に丸太があるとは、あまりにも大きすぎるので丸太は見えないのです。それが「知らずに犯している罪」です。でもある時に、丸太の大きさの罪があることを知った時に、私たちは自分の弱さを初めて知り、神様の前で、悔い改め、赦しを請う。そして「人を裁くのではなく、人を愛し人を赦す人へと造り変えられる」。これがキリストの救いによって新しくされるクリスチャン像です。それはキリストの十字架の愛から来るものです。神が「知らずに犯した罪を赦し、私たちを愛して下さったのがアガペーの愛なのです。このことをヨハネ福音書の「イエス弟子の足を洗う」という聖書個所から学びたいと思います。ここで注意したいのは、イエス様が弟子ペトロに対して「もしあなたの足を洗わなければ私と何の関係もなくなる」と語った真意について学ぶことによって、神様の計り知れない救いのご計画を知ることになるでしょう。なぜならキリストは永遠の大祭司となり「知らずに犯している罪」まで赦してくださる救いの道を供えて下さったからです。