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礼拝
渡部信

常盤台バプテスト教会 2025.5.11 主日礼拝 「信じない者にならないで、信じる者になりなさい」渡部信牧師【ヨハネによる福音書 20章19~23、26~29節】(新共同訳 新約P.210)


礼拝出席カード



音声メッセージ

礼拝終了後、掲載いたします。通信料が心配な方は、こちらをお聞きください。

礼拝プログラム
前奏                
招詞    ヨハネによる福音書 11章24~27節    司式者
祈祷                        司式者
賛美    新生241番「この日イエスは復活された」
主の祈り
献金感謝       
聖書    ヨハネによる福音書 20章19~23、26~29節
特別賛美  教団436番「恵みのこの日に」
宣教    「信じない者にならないで、信じる者になりなさい」 渡部信牧師
祈祷
賛美    新生252番「喜べ 主を」1.2.4節
頌栄    新生673番「救い主 み子と」
祝祷
後奏
宣教概要
 3週間前に私たちは復活祭、イースターを迎えましたが、新約聖書によりますと、復活されたイエス様はその後40日間にわたり、お弟子さんを始め多くの人々に現れたということです。ですからイースターから復活の出来事が40日間続いた後に、イエス様は天に昇られ、それから10日目に、約束の聖霊が弟子の一人一人に臨みました。最初のキリスト教会の誕生です。

 今日の聖書の箇所、ヨハネ福音書20章では、まず復活した最初の日の夕がたに、イエス様が家の戸に鍵をかけていたお弟子さんの所に現れ、「シャローム」「あなたがたに平和(平安)があるように」と言われ、「父がわたしをつかわしたように、わたしもあなたがたをつかわします。」そして息を吹きかけ「聖霊を受けなさい。だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。誰の罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る」と仰いました。このみ言葉こそ、復活のイエス様が、復活後に私たち一人一人に語られたみ言葉なのでした。 

 そしてこの復活のイエス様は、生前のイエス様と大分違っていました。その脇腹には槍で刺された傷跡があり、両手には釘で打たれ傷跡があり、両足にも釘で打たれた傷跡がありました。でも復活したイエス様が、手とわき腹を彼らにお見せになった時、弟子たちは、主を見て喜んだ。と書かれています。何故、彼らは喜んだのでしょう。死んでしまったイエス様が、傷跡があるイエス様が、今や、元気になって彼らにその体をお見せになり、「わたしは元気だよ。」と示し、それに励まされたのです。全ての過去は過ぎ去り、全ての神の御業が完成され、終わったのです。そして「あなたがたに平和がありますように」。そして人を赦すならあなたが赦されるのではなく、わたしがあなた方を今、赦しましたので、皆さんの上に「平和(平安)がありますように」と語られたのです。何と愛に満ちた素晴らしみ言葉でしょう。そこには自分を十字架につけた者への呪いの言葉も復讐もありません。それは無条件の愛、無条件で赦される神の深い恵み、神の深い慈悲の心を示されました。そして、この福音を信じる者に、無条件の救いを与えるのと同時に、今度はその人が他の人々の罪を赦す権威を与えられたのです。誰の罪でもイエス様の御名によって無条件で赦しを与えることのできる権威、しかしただそれを信ぜず、受け取らない人には、イエス様の御名によって赦されないまま残る権威まで与えられたのです。そのために「わたしの霊を受けよ」と息を吹きかけられました。・・・・そして「信じない者ではなくして、信じる者になりなさい」と。