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礼拝
友納靖史

常盤台バプテスト教会 2026.11.1 主日礼拝 「すべてに幸いな人生とは?」友納靖史牧師【ヨハネの手紙 三 1-8節】(新共同訳 新約P.449)


礼拝出席カード



音声メッセージ

礼拝終了後掲載いたします。通信料が心配な方はこちらからご視聴ください。
礼拝プログラム
前奏             
招詞    申命記 6章24~25節   司式者
祈祷                        司式者
賛美    新生8番「主の呼びかけに」
主の祈り
献金感謝
主の晩餐式 新生414番「マラナタ」
聖書    ヨハネの手紙 三 1-8節
宣教    「すべてに幸いな人生とは?」 友納靖史牧師
祈祷
賛美    新生544番「ああ嬉しわが身も」
頌栄    新生673番「救い主 み子と」
祝祷
後奏
宣教概要
「ヨハネの手紙」は福音書を記した同じ人物か長年、議論されてきました。しかし3つの手紙の内容からは、福音書で示された主イエスの福音と信仰がこの共同体で育まれていたことが分かります。第三の手紙の締めくくりの挨拶には、復活の主イエスが弟子たちに繰り返し語られた「あなたに平和があるように(ヨハ福20:19ほか)」が使われていることも、その一つです。この手紙はガイオへの私信ですが、彼の属する共同体全体で共有されることを念頭に置いて書かれました。その人々は喜びと共に深い痛みも抱えていました。 そこで著者ヨハネは長老として共同体が福音に触れ、学んで終わることなく、主の教えを実践する共同体へと成熟することを願い、この手紙を著します。そこには、いつの時代においても共通する、キリストの教会が祝福され健やかに歩む秘訣を見出せます。

 第一に、「魂の健康と共に、すべての面で健やかに生きる」ことです。2節に「愛する者よ、あなたの魂が幸いであるように、あなたがすべての面で幸いであり、また健康であるように」とあり、魂だけでなく、心身を含めた全人的健康を教会に集う人々が共有する大切さを願い、祈りました。これはテサロニケの信徒へパウロが宛てた手紙とも重なります。「どうか、平和の神御自身が、…あなたがたの霊も魂も体も何一つ欠けたところのないものとして守ってくださいますように」(テサ一5:23)。このように、霊と魂と体がトータルで健康であることに関心を持ち、相互に牧会にあたることは大切だからです。魂の健康(信仰)があれば、他はどうでも良いのではなく、身体的、精神的、社会的にも健全な共同体として歩む大切さを聖書は語りかけます。 実は、手紙の後半(:9-12)に登場するディオトレフェスという人物が「自分が一番になりたがり」、ヨハネを受け入れず、悪意のある言葉でそしり、共同体に混乱を引き起こしていました(:9-10)。ですから当時、魂に関わる信仰の問題ではなく、共同体における人と人との関わり方に関する課題を乗り越える必要がありました。そこでヨハネは、すべての面で健康な歩みができますようにと熱く祈ったのです。

 第二に、「自分とは異なる人へ、愛を尽くす」ことです。この共同体には「よそから来た人」、すなわち旅をしながら福音を伝えるキリスト者、また外国人がいました。ガイオは、そのような人々を受け入れ、誠意をもって彼らの必要に寄り添い、愛を示したのです(:5-8)。ガイオたちはその働きを支えることで、「真理のために共に働く者(同労者)」とされたのです。ヨハネはそのことを心から喜びました。自分とは異なる相手の違いを乗り越え、互いの良きことを見倣い尊び合う健やかな共同体となることをヨハネは祈ったのです (:11ほか)。

 第三に、「誠実に送り出し、派遣する」ことです。6節の「送り出す(ギ語:プロペンポー)」とは、護衛をつけたり、旅に必要な物資や推薦状を与えて送り出す意味の言葉です。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい(マル16:15)」との主イエスにある大宣教命令(マタ28:19,ヨハ20:21)に従い遣わされていく人々に祈りと共に愛の保証を行ったガイオのような同労者がいたからこそ、福音が世界へと広まる力となったのです。

 ヨハネがこの手紙を、ガイオへの私信としたのは、共同体で敬愛されていた彼をまず励まし、彼の健全な信仰が共同体全体に波及していくことを願っていたからに違いありません。時を超え、キリストの体として建てられているこの 常盤台教会。主によって召された一人ひとりの人生も、魂と共にすべてにおいて恵まれ、幸いな歩みへと聖霊によって導かれることを信じ、主に従って遣わされて参りましょう。