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ライブ礼拝
牧師 友納靖史牧師

10.18主歴2020 ヨシュア記14章6~15節「約束の地へ共に⑭『健やかさの秘訣』」友納靖史牧師


礼拝出席カード

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通信料量が心配な方はこちらからお聴きください。(礼拝後掲載されます)

礼拝プログラム
前奏           奏楽者
招詞           司式者
祈祷           司式者
賛美  495番 主よ み手もて 1、3節 
聖書  ヨシュア記14章6~15  Joshua14:6-15
特別賛美演奏  "人生の海のあらしに"    奏楽者
宣教  「約束の地へ共に⑭『健やかさの秘訣』」 牧師 友納靖史
祈祷
賛美  338番 主よ終わりまで 1、3、4節 
献金感謝         司式者
祝祷
後奏
宣教概要
 ヨシュアの名と共に“カレブ”は海外で男子に名付けたいリストに上る程親しみがあります。その理由は預言者や指導者でなく「主なる神を深く信頼した信仰者」の一人として尊敬されるからです。カレブが40歳の時、斥候としてヨシュアを含めた12名でモーセからカナンの地に派遣されました。その際、10名はカナンを神が備えられた「乳と密が流れる約束の地」であると認めながらも、背も体格も彼らに勝る先住民の姿を見て怖気づき、心を挫く報告をします。しかしカレブはヨシュアと共に、恐れる民を静め、モーセに進言しました。「断然上って行くべきです。・・・必ず勝てます(民数記13:30)」と。彼は、人間の持つ力で判断せず、主なる神のご計画とその偉大な力を信じる肯定的な信仰(スピリット)が与えられていたからです。
 14章でカレブは85歳を迎えなお、身体的健康と共に霊的健康が保たれていると証言します。「御覧ください。主がモーセにこの約束をなさって以来四十五年、イスラエルがなお荒れ野を旅した間、主は約束どおりわたしを生き永らえさせてくださいました。今日わたしは八十五歳ですが、今なお健やかです。モーセの使いをしたあのころも今も変わりなく、戦争でも、日常の務めでもする力があります(ヨシュア14:10-11)」。カナンが配分された後、ユダ族のカレブは、かつての功績とモーセから約束されていた通り、土地の配分(ヘブロンを含む)を自ら願い出ました。なぜならヘブロンの地はかつてアブラハムが住み、祭壇を築いた地であり(創13:18)、カレブは年老いてなお、主より託された役割・使命を担いたいとの熱い思いは変わっていなかったのです。
 ヘブライ語の「健やか」は「強い・堅固な・熱い」という意味を含みます。健康とは単に身体的なことだけを聖書は語らず、霊性(神の臨在の中に生かされていることを喜び信じる心と霊)の健康を重んじます。カレブが「今なお健やかです」と語る言葉には、かつて斥候として主に選ばれ、遣わされ、その使命を果たした時のように、「神を信頼する<強く堅固な信仰>と、自分に託された人生の使命を全うする神への<熱い信仰>は、今も揺るぎません」との告白でした。主イエスが幼い時の成長を福音書は記します。新共同訳で「幼子は身も心も健やかに育ち(ルカ1:80)」と訳されますが、原文には「幼子は成長し、その霊は強くなり(新改訳2017):the child grew, and become strong in spirit」です。つまり、身体的な成長以上に、神に注がれた無条件の愛への信頼が強められていることこそが「健やか(健全)である」と聖書は告げます。主イエスが語られた、「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛する(ルカ10:27)」関係が強められる時、何者からも奪われることのない喜び・平安…が人生に溢れてくるのです。
 7月にこの教会で宣教される予定だったケン・シゲマツ牧師の邦訳『魂のサバイバルガイド』が今月発刊されました。これまで現代社会、教会さえも「行いdoing」に重きが置かれ、主なる神との親しい交わりによって「帰属being」する喜びを疎かにしていた私たちの信仰を目覚めさせてくれます。トルストイの短編「イワン・イリッチの死」の主人公は死の床に伏し、「生きるべき人生を自分は生きなかったのではないか」と気づいた時、悔い改めへと導かれました。カレブはイワンと異なり、幸い与えられた人生で神に信頼して歩めた喜びと感謝を若い時も年老いてもなお強く告白できる幸いな人でした。
私たちは今、ウイルスとの闘いの中で「出来ること・出来ないこと」を見分ける知恵と勇気を必要としています。心も信仰も挫けそうな状況の中ですが、カレブのように最後まで恵み深い主を信頼し、本当の健やかさを保つ秘訣を日々御言葉と聖霊の力を注がれて共に歩み続けましょう。「いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝しなさい。…あなたがたの霊も魂も身体も守られますように(テサ一5:16-23)。アーメン」。