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礼拝
ローラ・フーシー宣教師

11.1主歴2020 出エジプト記20章8~11節 「安息日を心に留め」ローラ・フーシー宣教師


礼拝出席カード

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通信料量が心配な方はこちらからお聴きください。(礼拝後掲載されます)

礼拝プログラム
前奏           奏楽者
招詞           司式者
祈祷           司式者
賛美  59番 父の神よ 汝がまこと 1、3節 
聖書  出エジプト記20章8~11  Exodus20:8-11
特別賛美演奏  "ひとつの聖霊"    奏楽者
宣教  「安息日を心に留め」 宣教師 ローラ・フーシー
祈祷
賛美  544番 ああ嬉し わが身も 1、3節 
献金感謝         司式者
祝祷
後奏
宣教概要
2020年の初めから、世界が大きく変わってきましたが、その中でも普通の生活をし続けたいという人間的な思いや動向があります。このような思いの中で、私たちの生活に大きな影響を与えたコロナウイルスの中に私たちがいつも通り生産的な生活ができることを話したいと思います。この時期皆の生活が変わっても、私たちは自分の価値や目的を認めてという気持ちがあります。しかし、神さまはこの真実を教えてくださいました:「あなたはあなた自身が作り出すものではない。あなたの価値はあなた自身の行いによって決められるものではない。」

今日の箇所、出エジプト記20書8−11節で神さまは「安息日を心に留め、これを聖別せよ」という第四の戒めを与えられました。この掟は「私たちは私たち自身が作り出すものではない」ということを覚えるように神さまから与えられたものです。

ある旧約聖書学者によると安息日について、第四の戒めは、神との関係を巡る最初の三つの戒め、そして隣人との関係を巡る最後の六つの戒めの真ん中に置かれており、神との良い関係と隣人との良い関係を守るために、第四の戒めである安息日には前半(三つ)の戒めと後半(六つ)の戒めを繋ぐ大切な役割があります。

また、この箇所を読めば、なぜ安息日を守ることが大切かが分かります。創世記の天地創造の物語の中で、六日の間神が世界を創造したのち、七日目に神さまは安息されました。神さまであっても安息されたのですから、私たち人間も安息すべきではないでしょうか。これに基づいて神さまはご自分と同じ生活リズムを人間に与えられたのです。しかし、今の時代、自分を休ませることはなかなか難しいと思います。「働けば働くほど良い」という風潮があるからです。

ところが、この大変な時期に、私たちは小さな安息の期間を体験したと考えることもできると思います。生活の中で、混乱が多く、ウイルスに対してできることが少なくなってきたので、安息の時を過ごすことが増えたかもしれません。一方、生活がより忙しくなってきたことこそ、安息の必要性があきらかになることも考えられます。どちらにしても、このパンデミックを通して、神さまは様々なことを教えてくださったと思います。その中の一つとして、自分の生活リズムを考え直すように導いてくださっています。その導きに従えば、安息の時をとることを大切にすることができ、安息日を心に留めることができるようにと思います。