「 感謝しよう。その一人のように」カーソン・フ―シー宣教師(2019/08/18)
[聖書]ルカによる福音書17章11~19節
今日の聖書の箇所では、神さまへの感謝について学びます。ルカによる福音書17章11節から19節には、イエスさまはサマリアとガリラヤの国境を通られたとあります。その当時、サマリア人とユダヤ人の間には宗教的な葛藤がありましたので、イエスさまは弟子達に教える機会を与えられました。
この箇所で、イエスさまは重い皮膚病を患っている十人に出迎えられ、頼まれて、十人を癒しました。その中の九人はイエスさまの御言葉と法律に従って、祭司のもとに行って前の生活に戻りました。しかし、一人、誰もが予想していなかったサマリア人は、違う行動をとりました。彼はイエスさまに出会ったので、大声で賛美しながら戻り、ひれ伏して感謝しました。そして、イエスさまに救われて、人生が変えられ、賛美をもって出ていきました。
現在においても多くの人々は、人間として善意の人であっても、その祝福がどこからきたかを忘れて普通の生活を続け、残念ながら神さまに感謝することを忘れています。簡単ではないですが、ここで覚えておきたいことは、困難な時にも祝福の中にある時も、神さまからのどんな応答にも感謝するということです。そして、私達といつも共にいて下さるイエスさまのところに引き返してひれ伏し、心の内側から外側まで、癒しの力によって人生が変えられたことを賛美します。
私たちは、イエスさまに従う者として、様々な方法で神さまに感謝することができます。隣人の困難に耳を貸すとき、神さまに感謝します。見知らぬ社会的少数派の人々や貧しい人、差別された人々に社会的に支援したり、自主的に支援するとき、神さまに感謝します。常盤台バプテスト教会で子供たちに教えたり、執事会で意見を交わしたり、礼拝で映像を操作したり、聖歌隊で歌ったり、バザーの準備をしたりする時間を捧げるとき、神さまに感謝します。教会の働きのために献金したり、カンボジアなどの伝道のために献金するときイエスさまに感謝します。讃美歌の「ものみなたたえよ」を歌うときにも神さまに創造されたものとして賛美し感謝を捧げます。私たちは、全てについて神様の求められた感謝を捧げるようになります。
イエスさまに変えられた兄弟姉妹の皆さん、今日から、この一人のように、救い主イエスさまに感謝していきましょう。