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「万軍の主の熱意がこれを成し遂げる」田中満矢牧師(2019/12/8)

※本日のメッセージは説教概要のみです。
[聖書]イザヤ書9章5~6節
 皆様はどのようなあだ名で呼ばれるでしょうか。今日の箇所は私たちの救い主イエス様はこのような方だと預言された呼び名です。「驚くべき指導者」英語ではワンダフルカウンセラーと訳されています。優れたカウンセラーとはアドバイスが上手な人ではなく共感能力の高い人です。情報を共有することは簡単です。しかし感情の共有は難しい。悲しいことを共に悲しい、嬉しいことを共に嬉しいと感じることができる、それが私たちのイエス様です。次に「力ある神」と呼ぶに相応しい方です。「穴」という詩の抜粋です。「ある男が穴に落ち、這い上がることができませんでした。主観的な人がやってきて、穴の底にいて気の毒にと言いました。客観的な人がやってきて、人がこの穴に落ちるのは当たり前だと言いました。パリサイ人は悪者だけが穴に落ちると言いました。新聞記者は穴の話しの特集を組もうとしました。仏は穴はただの心の状態だと言いました。現実主義者はそれは穴だと言い、科学者は穴の大きさを測り出し、地質学者は穴の地層を教え、税金の取り立て人は男が穴の税を払ったかと聞き、普通の人は穴の話を完全に避け、悲観主義者はもっと酷くなるかもと言いましたが、イエスさまは男をみて、ひざまづき、男を穴から引き上げました。 」私たちのイエス様は問題の根本に手を差し伸べ救うことのできる力ある神であることを感謝します。次に「永遠の父」。ある里子を10人育てた方がこう言いました。「子供の成育にとって最も大事なのは、この人なら守ってくれる。自分を愛してくれるという特定の人への愛着です。子供はみな施設や組織を求めているんじゃない。特定の人、私に向きあってくれる特定の親或いは親代わりを求めている。」永遠に私たちをあきらめず守り抜く父、それが私たちの主です。最後に「平和の君」。罪によって隔てられていた敵対関係に和解を与えてくださったのがイエス様でした。私自身、疲れ果てた人生のシーズンがありました。しかし、そんなとき私の悲しみを我がことのように悲しむイエス様を知りました。救い出すまであきらめないイエス様と出会いました。「愛する子よ。何ができてもできなくても、何を持っていても失ってもあなたは私の子ではないか。」と見捨てない父の恵みを知りました。私たちの情熱、信仰、愛は消えるときがあります。しかし驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君なるイエス様の熱意が消えることはなく、わたしたちの人生、そしてこの教会に与えた召しを完成していくのです。私たちは愛されるために頑張る必要はありません。愛されたからこそ頑張れるのです。認められるために全力を尽くす必要はありません。圧倒的に認められているからこそ自然体で全力で生きていけるのです。この恵みを信じて受け取り、感謝と共に歩んでいきましょう。

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